ハース アリーナについて EX. ワイルドアリーナ(続) ヒーロー選択とピック指針
ワイルドゴロシアムも始まり、より一層の盛り上がりを見せるワイルドフェストですが、皆様楽しんでおられるでしょうか。
今回は、ワイルドアリーナにおけるヒーロー選択とピック指針についてです。
ワイルドアリーナにおける個人的なヒーロー優先度は以下の通りです。
(自分はランカーではないので、一個人の意見として捉えて下さい。
現在10周ベストは7.5勝なので、その程度であるという事を把握願います。)
1.パラディン
優秀なバフスペルと強力な新兵関連カードの存在から非常に強いクラスです。また、武器を扱えるクラスである事もあり、序盤から盤面を支配する事が可能です。
個人的には最優先のクラスです。
加えて、単体で高スタッツミニオンを処理できうるカードも多く、序盤から終盤にかけて隙が小さいクラスと言えます。
そのため、ピック方針はとにかく単体で優秀なカードを求めます。
これは、低コストで大きなアドバンテージを得られるカードという事であって、高マナのカードを指している訳ではありません。
勿論、テンポの面で重要な2マナミニオンの評価は高くなりますが、1マナミニオンを積極的にピックするほどアグロに寄せる必要はないでしょう。
2.ウォーロック
リソースを回復できるヒロパの存在と優秀な低マナミニオンの存在から、相手を削り切る事が得意なヒーローです。
このクラスはほかのクラスと異なり、手札補充をヒロパで行う事ができます。
盤面を最初に支配し、そこからアドバンテージを拡大していく事が分かりやすい勝ち筋です。
そのため、ピックはアグロ意識で行います。
1マナミニオンもウォーロックでは重要となるので比較的積極的にピックしましょう。
逆に、6マナ以上のミニオンの評価は下げても問題ありません。
コボルト環境では、ウォーロックは比較的コントロール意識のピックでした。
しかしワイルド環境でのカードプールの拡大により、それでは中途半端なデッキになる事が多くなったのでアグロ意識のピックをお勧めします。
3.ローグ
小回りが非常に効くヒロパと優秀なコンボカードによって、効率的にゲームを進める事が可能なヒーローです。
ヒロパも優秀で、テンポ重視である現環境では有力なクラスです。
しかし、ワイルドのカードプールであるために、コボルト環境ではよく見かけた「石肌のバジリスク」「呪われた門弟」といった体力1の厄介なミニオンに出会う頻度が減少し、結果的にヒロパの価値はコボルト環境と比較して小さくなっています。
また、テンポ重視になった事により全クラスで2マナミニオンの価値が上昇、コボルト環境のように序盤でヒロパをしていては盤面を取られる事態も起こりやすくなっていることも注意が必要です。
コンボという特色、そして中盤以降は優秀なスタッツを持つミニオンが少ない事も加え、比較的息切れを起こしやすい印象です。
コボルト環境と同様、地力はあるものの全体的な風向きによってパワーを発揮しきれない雰囲気を感じます。
ローグでは一般に評価が低くなりがちな、高マナミニオンをピックしていくと全体的なバランスが取れるかもしれません。
4.ドルイド
強力な獣シナジーと全体バフが特徴のクラスです。
全体バフは決まれば非常に強力で、それだけでゲームエンドに持ち込む事も可能です。また横に並べる手段も多く、一度優位に立てば非常に強烈なクラスです。
上位ランカーの間では、ドルイドを最優先すべきという意見も多いようです。
しかし同時に、ピックが難しいという意見が多く、また自分も使いこなせていない事からこの記事ではこの位置に留まっています。
腕に自信がある方は優先的に選択しても良いでしょう。
比較的粒ぞろいなカードも多く、安定した強さを得られるクラスですが、最大限力を発揮させるには修業が必要といえるかもしれません。
5.メイジ
強力なスペルを持ち、噛み合うと非常に強力なクラスといえるメイジ。
メカシナジーが比較的ピックしやすいでしょうか。
また、AOE(全体除去)スペルも多いため、ワイルド環境においてもコントロール気味のデッキを組むことも不可能ではありません。
ワイルド環境であることを活かして、豊富な秘策で相手を惑わしアドバンテージを取っていく戦法も可能で、プレイして楽しいクラスである事は間違いありません。
個人的には、パラディンがNo.1でウォーロックがNo.2である事は揺るぎません。
しかし、以下の3クラスについてはまだ揺らぎがあるので、ほとんど差はないと考えてもいます。
実際にプレイする方の特徴や癖にも影響されると思うので、参考程度にお考え下さい。